電力線通信(Power Line Communications)の機器販売やサービス開始の記事をよく目にする。今までは家の中でLANを構築するには、あらかじめLAN用のケーブルを各部屋に配線しておくか、無線LAN機器を購入して無線通信を使うのが一般的だった。
以前から電源ケーブルを使って通信する要望があり、技術もあった。コンセントのない部屋はまれでありコンピュータにも電源が必要であるため、電源ケーブルでLANが構築できれば便利なことは間違いない。しかし、電源ケーブルから発せられる雑音を巡って反対意見が強く、実現してこなかった。
昨年、総務省の電波監理審議会で規制緩和が実現し、屋内でコンセントを使ったデータ通信を行うことが認めらた。以来、PLCの普及が加速している。速度が数+Mbpsに達するため、映像の配信などにも利用されるようだ。一方、課題もある。メーカー毎の互換性が低かったり、使用環境によって十分な伝送速度が出なかったり、ラジオなど他の機器に影響を及ぼす可能性もある。標準化の取り組みや技術革新により確実に利便性を向上していく必要がある。
新しい技術には必ず課題が伴うものである。従来の既得権益に守られた規制の枠を抜けて、走りながら問題を解決していく規制緩和が進められていることを支持していきたい。
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2007年4月19日木曜日
2007年4月13日金曜日
シンクライアント化の流れ
個人で使用するパソコンの性能が向上した。
大きな容量を持ったデータ記憶装置、高い処理能力のプロセッサ、高機能化されたアプリケーションソフトウエアが搭載されたパソコンを持ち歩けば、家でも会社でも作業ができる環境になってきている。
しかし一方で、個人情報や企業の機密情報漏洩など、情報管理に対する経営リスクが高まってきた。そこで、個人がパソコンに情報を持ち歩くスタイルから、ホストコンピュータによる厳密な情報管理が可能な「シンクライアント」の利用が注目され始めた。
シンクライアントは、個人が操作する端末にはHDDなどの記憶装置が無く、アプリケーションソフトウエアをホスト側で動作して処理を行う。基本的にデータのコピーを個人の端末が所有せず、データへのアクセスや変更履歴の管理が可能である。昔の情報処理サービスであったサーバ・クライアントシステムに戻った格好だ。当時はクライアントの処理能力が低く、サーバーでの高速演算処理機能を活用するために利用したシステムだが、今は情報を管理することが目的である。
さらにブロードバンドネットワークの普及が同システムの経済性を後押ししている。無線データ通信も高速化が進んでおり、場所に拘束されず作業できる環境も整いつつある。情報管理が目的のシステムであるから、ネットワークの安全性確保は重要な課題だ。シンクライアント化の流れは、パソコンの性能向上で収益を得てきたビジネスモデルから、ネットワーク側に付加価値が移動することを意味している。
大きな容量を持ったデータ記憶装置、高い処理能力のプロセッサ、高機能化されたアプリケーションソフトウエアが搭載されたパソコンを持ち歩けば、家でも会社でも作業ができる環境になってきている。
しかし一方で、個人情報や企業の機密情報漏洩など、情報管理に対する経営リスクが高まってきた。そこで、個人がパソコンに情報を持ち歩くスタイルから、ホストコンピュータによる厳密な情報管理が可能な「シンクライアント」の利用が注目され始めた。
シンクライアントは、個人が操作する端末にはHDDなどの記憶装置が無く、アプリケーションソフトウエアをホスト側で動作して処理を行う。基本的にデータのコピーを個人の端末が所有せず、データへのアクセスや変更履歴の管理が可能である。昔の情報処理サービスであったサーバ・クライアントシステムに戻った格好だ。当時はクライアントの処理能力が低く、サーバーでの高速演算処理機能を活用するために利用したシステムだが、今は情報を管理することが目的である。
さらにブロードバンドネットワークの普及が同システムの経済性を後押ししている。無線データ通信も高速化が進んでおり、場所に拘束されず作業できる環境も整いつつある。情報管理が目的のシステムであるから、ネットワークの安全性確保は重要な課題だ。シンクライアント化の流れは、パソコンの性能向上で収益を得てきたビジネスモデルから、ネットワーク側に付加価値が移動することを意味している。
2007年4月8日日曜日
デュアル・ディスプレイへの挑戦
家ではDELLのデスクトップPCを使っている。いくつものファイルを開いて資料を作成するときの作業効率を高めるため、デュアル・ディスプレイ化に挑戦した。
ディスプレイの接続にはグラフィックボード(ビデオカード)を使う。出力にはRGB,DVI、TVなどあり、PCとの接続にはPCI,PCI Express、AGP、搭載されるグラフィックエンジンやメモリサイズの組み合わせで様々な種類のグラフィックボードが売られている。今回はゲームなどの高度な画像処理をするのではないため、PCI接続の安価なものとした。
検討の結果「玄人志向」の1枚を購入し、作業に入った。PCを開け、グラフィックボードを装着し、電源On。システムはスムースに立ち上がり、グラフィックボードが認識されて2台のディスプレイが表示された。ここまでは順調だったが、手順に従いドライバソフトウェアをインストールして、システムを再起動してから動作しなくなった。インストールの環境を変えたり、別のドライバをWebで見つけて試したりしたが、デュアル・ディスプレイ用のデバイスドライバを動作させるとメインシステムが起動しない。
インターネットの投稿版なども参考にして調査し半日ほど試行錯誤した結果、オンボードのグラフィックエンジンが追加グラフィックエンジンの初期化時にコンフリクトを起こしているという結論に達した。説明書の「困ったときには」を読むと、「オンボードのビデオ機能を停止する」という記述がある。一部のPCはオンボードのビデオ機能とは一緒に動作しないことがあると聞いていたが、家のDELLのデスクトップPCは、その一部のPCだったわけだ。
苦肉の策として、起動時はシングル・ディスプレイを設定し、必要に応じて作業中にデュアル・ディスプレイに変更することにした。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」、初めからオンボードのビデオ機能とのコンフリクトを気にしてリスクを取らなければ、このような解決策も取りえなかった。半日試行錯誤した成果はあった。
注意点は、作業終了時にはシングル・ディスプレイモードに戻しておくことである。忘れてしまうと、次回システムが正常に起動しない。
ディスプレイの接続にはグラフィックボード(ビデオカード)を使う。出力にはRGB,DVI、TVなどあり、PCとの接続にはPCI,PCI Express、AGP、搭載されるグラフィックエンジンやメモリサイズの組み合わせで様々な種類のグラフィックボードが売られている。今回はゲームなどの高度な画像処理をするのではないため、PCI接続の安価なものとした。
検討の結果「玄人志向」の1枚を購入し、作業に入った。PCを開け、グラフィックボードを装着し、電源On。システムはスムースに立ち上がり、グラフィックボードが認識されて2台のディスプレイが表示された。ここまでは順調だったが、手順に従いドライバソフトウェアをインストールして、システムを再起動してから動作しなくなった。インストールの環境を変えたり、別のドライバをWebで見つけて試したりしたが、デュアル・ディスプレイ用のデバイスドライバを動作させるとメインシステムが起動しない。
インターネットの投稿版なども参考にして調査し半日ほど試行錯誤した結果、オンボードのグラフィックエンジンが追加グラフィックエンジンの初期化時にコンフリクトを起こしているという結論に達した。説明書の「困ったときには」を読むと、「オンボードのビデオ機能を停止する」という記述がある。一部のPCはオンボードのビデオ機能とは一緒に動作しないことがあると聞いていたが、家のDELLのデスクトップPCは、その一部のPCだったわけだ。
苦肉の策として、起動時はシングル・ディスプレイを設定し、必要に応じて作業中にデュアル・ディスプレイに変更することにした。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」、初めからオンボードのビデオ機能とのコンフリクトを気にしてリスクを取らなければ、このような解決策も取りえなかった。半日試行錯誤した成果はあった。
注意点は、作業終了時にはシングル・ディスプレイモードに戻しておくことである。忘れてしまうと、次回システムが正常に起動しない。
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