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2011年7月31日日曜日

お金の流れが変わった!


大前研一氏著の「お金の流れが変わった!
新興国が動かす世界経済のルール」を
読みました。

日本の経済復興を図るため、1,400兆円ある
個人資産を動かすとともに、世界にある4,000兆円の
ホームレスマネーを日本のウォーターフロント
再開発に呼び込むことが重要だと
氏は唱えています。この施策は、増税なくして
再度、日本経済を成長軌道に乗せることができる
ものです。

一方で、日本国債大暴落のシナリオにも警鐘を
鳴らしています。個人資産の1,400兆円の大半は
国債で運用されており、そのとき、下記のような
日本政府の施策で価値を毀損される
可能性があります。

1.アルゼンチン方式:デフォルトした国債を低い交換率で
新しい国債と交換する。例えば、100に対して30など。
2.新紙幣の発行:古い紙幣は低い交換率で新しい
紙幣と交換する。
3.預金封鎖:金融機関からの預金引き出しが
制限される。

格付け機関の評価(ダブルB以下等)と投資家の
マインド変化(日本国債は危ない)により、
日本国債暴落の危機は目前に迫っているという
認識を改めてもちました。

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