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2010年10月29日金曜日

経営力向上大会


先日、東商ホールで開催された経営力向上
TOKYOプロジェクトの経営力向上大会で、
一柳氏の「混迷する時代の中小企業経営の
あり方」という基調講演を聞いてきました。

氏は講演で、夢を語る経営者のリーダーシップを
多くの経験談とともに幅広く述べられました。
聞いていて元気が出てくる内容です。
夢と現実のギャップを知恵とがんばりと
人間力で埋めていく、そんな経営が
企業を成功に導くということでした。

氏曰く、これから伸びる業種のキーワードは、
「かきくけこ」だそうです。
か:環境、エネルギー
き:規制緩和
く:暮らし
け:健康、医療、福祉
こ:高度通信情報関連

時代が大きく変わっていくときに
将来を夢と希望で向かう方向を見定めて
不断の努力を続けていくことが
成功の要諦です。


2010年10月22日金曜日

第4世代 i Pod touch


この秋に新しくなったi Pod touchを買いました。
今回の新製品はディスプレイの精度が大幅に
向上(960×640)し、画面が非常に見やすくなっています。
これまで、外出時に地図を保存して持ち歩いたり、
リサーチレポートを読んだりしていたのですが、
とても字が読みやすくなりました。
ストレスなく、閲覧することができます。

暫くの間、Wifiの接続に苦労しましたが、
各装置の設定をリセットしたりDHCPの設定を
変更したりしたら、快適に動作するようになりました。
家のWifi、外出用のPocket Wifiとも
問題なく動作しています。

カメラも静止画、動画撮影用に付いているので、
TwitterやUstで使ってみよと思います。

i padの購入も検討しましたが、サイズが大きいのと
重さが重いので第1世代は見送りました。
今のところ、ポケットに入れておけるi pod touchの方が
使い勝手がいいです。

2010年10月20日水曜日

世界経済の見通し

「世界経済の見通し~世界経済は二番底を避けられるか?~」
という題目でBNPパリバ証券会社のチーフエコノミスト、
河野龍太郎氏の講演会を聞いてきました。東京商工会議所で
開かれたものです。一昨日前は、同会場でJAXAの
川口淳一郎教授が講演した「はやぶさが挑んだ往復の
宇宙飛行とカプセルの帰還、その飛行の歩み」を
聞きに来ており、2日連続の聴講となりました。

近年、円高が進んでいます。
この円高は、アメリカの金融緩和がもたらす
ドル安の必然性に起因しており、
今回の景気停滞は2017年まで続く予想があると
いう内容でした。これは過去の経済危機後を
検証したラインハート論文「After the Fall」で
発表されています。その内容によると、
概ね、何処のいつの経済危機もその後、
景気の本格回復までは10年間の停滞が
見込まれるということです。
今回のクレジットクランチは2007年8月から
始まっており、10年後は2017年になります。

その間は金融緩和が続き、今回の危機発祥で
あるアメリカは景気刺激策を取り続けるため、
ドルの供給過剰がドル安を生む構造となります。

従って日本の企業は今後も円高基調を前提に
経営戦略を立てていかねばなりません。