昨日、中小企業診断士登録証が届いた。
登録日が4月2日になっているのは、4月1日が日曜日だったからであろう。
顔写真は無いが、接触型のICチップがのっている。
5年間の有効期限も書かれていた。
5年後に更新するためには、「新たな知識の補充」と「実務能力の維持」に関する要件を満たしていなければならない。中小企業支援法に基づいて経済産業大臣が登録する日本で唯一の資格のレベルを維持していくには、時代が求める必要な措置であろう。医療や教育の現場でも、相応の能力や技能維持を確認する方向にある。
近々、官報でも登録が公示される。
中小企業診断士の名に恥じない活動をしていきたい。
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2007年4月27日金曜日
2007年4月24日火曜日
診断士の事始め
先週末、診断協会東京支部の会員活動説明大会があった。
診断士の知名度が向上し診断協会の活動が期待されており、
300名を超える新入会員や同数以上の関係者で会場は熱気に帯びていた。
研究会は大きく分けて3つの種類がある。
1) 特訓コースで個人のスキルを向上するもの
2) 研究テーマを決めて調査・発表を行うもの
3) セミナーを開催し、知識の補充、人脈拡大を狙うもの
総数で150程を数える。
得意分野で研究会への貢献度を高めるか、不得意分野のレベルアップを
はかるべきか、悩むところである。めぼしい研究会を5月に体験させて
いただき決めていきたい。
診断士の知名度が向上し診断協会の活動が期待されており、
300名を超える新入会員や同数以上の関係者で会場は熱気に帯びていた。
研究会は大きく分けて3つの種類がある。
1) 特訓コースで個人のスキルを向上するもの
2) 研究テーマを決めて調査・発表を行うもの
3) セミナーを開催し、知識の補充、人脈拡大を狙うもの
総数で150程を数える。
得意分野で研究会への貢献度を高めるか、不得意分野のレベルアップを
はかるべきか、悩むところである。めぼしい研究会を5月に体験させて
いただき決めていきたい。
2007年4月19日木曜日
電力線通信(PLC)普及の兆し
電力線通信(Power Line Communications)の機器販売やサービス開始の記事をよく目にする。今までは家の中でLANを構築するには、あらかじめLAN用のケーブルを各部屋に配線しておくか、無線LAN機器を購入して無線通信を使うのが一般的だった。
以前から電源ケーブルを使って通信する要望があり、技術もあった。コンセントのない部屋はまれでありコンピュータにも電源が必要であるため、電源ケーブルでLANが構築できれば便利なことは間違いない。しかし、電源ケーブルから発せられる雑音を巡って反対意見が強く、実現してこなかった。
昨年、総務省の電波監理審議会で規制緩和が実現し、屋内でコンセントを使ったデータ通信を行うことが認めらた。以来、PLCの普及が加速している。速度が数+Mbpsに達するため、映像の配信などにも利用されるようだ。一方、課題もある。メーカー毎の互換性が低かったり、使用環境によって十分な伝送速度が出なかったり、ラジオなど他の機器に影響を及ぼす可能性もある。標準化の取り組みや技術革新により確実に利便性を向上していく必要がある。
新しい技術には必ず課題が伴うものである。従来の既得権益に守られた規制の枠を抜けて、走りながら問題を解決していく規制緩和が進められていることを支持していきたい。
以前から電源ケーブルを使って通信する要望があり、技術もあった。コンセントのない部屋はまれでありコンピュータにも電源が必要であるため、電源ケーブルでLANが構築できれば便利なことは間違いない。しかし、電源ケーブルから発せられる雑音を巡って反対意見が強く、実現してこなかった。
昨年、総務省の電波監理審議会で規制緩和が実現し、屋内でコンセントを使ったデータ通信を行うことが認めらた。以来、PLCの普及が加速している。速度が数+Mbpsに達するため、映像の配信などにも利用されるようだ。一方、課題もある。メーカー毎の互換性が低かったり、使用環境によって十分な伝送速度が出なかったり、ラジオなど他の機器に影響を及ぼす可能性もある。標準化の取り組みや技術革新により確実に利便性を向上していく必要がある。
新しい技術には必ず課題が伴うものである。従来の既得権益に守られた規制の枠を抜けて、走りながら問題を解決していく規制緩和が進められていることを支持していきたい。
2007年4月13日金曜日
シンクライアント化の流れ
個人で使用するパソコンの性能が向上した。
大きな容量を持ったデータ記憶装置、高い処理能力のプロセッサ、高機能化されたアプリケーションソフトウエアが搭載されたパソコンを持ち歩けば、家でも会社でも作業ができる環境になってきている。
しかし一方で、個人情報や企業の機密情報漏洩など、情報管理に対する経営リスクが高まってきた。そこで、個人がパソコンに情報を持ち歩くスタイルから、ホストコンピュータによる厳密な情報管理が可能な「シンクライアント」の利用が注目され始めた。
シンクライアントは、個人が操作する端末にはHDDなどの記憶装置が無く、アプリケーションソフトウエアをホスト側で動作して処理を行う。基本的にデータのコピーを個人の端末が所有せず、データへのアクセスや変更履歴の管理が可能である。昔の情報処理サービスであったサーバ・クライアントシステムに戻った格好だ。当時はクライアントの処理能力が低く、サーバーでの高速演算処理機能を活用するために利用したシステムだが、今は情報を管理することが目的である。
さらにブロードバンドネットワークの普及が同システムの経済性を後押ししている。無線データ通信も高速化が進んでおり、場所に拘束されず作業できる環境も整いつつある。情報管理が目的のシステムであるから、ネットワークの安全性確保は重要な課題だ。シンクライアント化の流れは、パソコンの性能向上で収益を得てきたビジネスモデルから、ネットワーク側に付加価値が移動することを意味している。
大きな容量を持ったデータ記憶装置、高い処理能力のプロセッサ、高機能化されたアプリケーションソフトウエアが搭載されたパソコンを持ち歩けば、家でも会社でも作業ができる環境になってきている。
しかし一方で、個人情報や企業の機密情報漏洩など、情報管理に対する経営リスクが高まってきた。そこで、個人がパソコンに情報を持ち歩くスタイルから、ホストコンピュータによる厳密な情報管理が可能な「シンクライアント」の利用が注目され始めた。
シンクライアントは、個人が操作する端末にはHDDなどの記憶装置が無く、アプリケーションソフトウエアをホスト側で動作して処理を行う。基本的にデータのコピーを個人の端末が所有せず、データへのアクセスや変更履歴の管理が可能である。昔の情報処理サービスであったサーバ・クライアントシステムに戻った格好だ。当時はクライアントの処理能力が低く、サーバーでの高速演算処理機能を活用するために利用したシステムだが、今は情報を管理することが目的である。
さらにブロードバンドネットワークの普及が同システムの経済性を後押ししている。無線データ通信も高速化が進んでおり、場所に拘束されず作業できる環境も整いつつある。情報管理が目的のシステムであるから、ネットワークの安全性確保は重要な課題だ。シンクライアント化の流れは、パソコンの性能向上で収益を得てきたビジネスモデルから、ネットワーク側に付加価値が移動することを意味している。
2007年4月8日日曜日
デュアル・ディスプレイへの挑戦
家ではDELLのデスクトップPCを使っている。いくつものファイルを開いて資料を作成するときの作業効率を高めるため、デュアル・ディスプレイ化に挑戦した。
ディスプレイの接続にはグラフィックボード(ビデオカード)を使う。出力にはRGB,DVI、TVなどあり、PCとの接続にはPCI,PCI Express、AGP、搭載されるグラフィックエンジンやメモリサイズの組み合わせで様々な種類のグラフィックボードが売られている。今回はゲームなどの高度な画像処理をするのではないため、PCI接続の安価なものとした。
検討の結果「玄人志向」の1枚を購入し、作業に入った。PCを開け、グラフィックボードを装着し、電源On。システムはスムースに立ち上がり、グラフィックボードが認識されて2台のディスプレイが表示された。ここまでは順調だったが、手順に従いドライバソフトウェアをインストールして、システムを再起動してから動作しなくなった。インストールの環境を変えたり、別のドライバをWebで見つけて試したりしたが、デュアル・ディスプレイ用のデバイスドライバを動作させるとメインシステムが起動しない。
インターネットの投稿版なども参考にして調査し半日ほど試行錯誤した結果、オンボードのグラフィックエンジンが追加グラフィックエンジンの初期化時にコンフリクトを起こしているという結論に達した。説明書の「困ったときには」を読むと、「オンボードのビデオ機能を停止する」という記述がある。一部のPCはオンボードのビデオ機能とは一緒に動作しないことがあると聞いていたが、家のDELLのデスクトップPCは、その一部のPCだったわけだ。
苦肉の策として、起動時はシングル・ディスプレイを設定し、必要に応じて作業中にデュアル・ディスプレイに変更することにした。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」、初めからオンボードのビデオ機能とのコンフリクトを気にしてリスクを取らなければ、このような解決策も取りえなかった。半日試行錯誤した成果はあった。
注意点は、作業終了時にはシングル・ディスプレイモードに戻しておくことである。忘れてしまうと、次回システムが正常に起動しない。
ディスプレイの接続にはグラフィックボード(ビデオカード)を使う。出力にはRGB,DVI、TVなどあり、PCとの接続にはPCI,PCI Express、AGP、搭載されるグラフィックエンジンやメモリサイズの組み合わせで様々な種類のグラフィックボードが売られている。今回はゲームなどの高度な画像処理をするのではないため、PCI接続の安価なものとした。
検討の結果「玄人志向」の1枚を購入し、作業に入った。PCを開け、グラフィックボードを装着し、電源On。システムはスムースに立ち上がり、グラフィックボードが認識されて2台のディスプレイが表示された。ここまでは順調だったが、手順に従いドライバソフトウェアをインストールして、システムを再起動してから動作しなくなった。インストールの環境を変えたり、別のドライバをWebで見つけて試したりしたが、デュアル・ディスプレイ用のデバイスドライバを動作させるとメインシステムが起動しない。
インターネットの投稿版なども参考にして調査し半日ほど試行錯誤した結果、オンボードのグラフィックエンジンが追加グラフィックエンジンの初期化時にコンフリクトを起こしているという結論に達した。説明書の「困ったときには」を読むと、「オンボードのビデオ機能を停止する」という記述がある。一部のPCはオンボードのビデオ機能とは一緒に動作しないことがあると聞いていたが、家のDELLのデスクトップPCは、その一部のPCだったわけだ。
苦肉の策として、起動時はシングル・ディスプレイを設定し、必要に応じて作業中にデュアル・ディスプレイに変更することにした。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」、初めからオンボードのビデオ機能とのコンフリクトを気にしてリスクを取らなければ、このような解決策も取りえなかった。半日試行錯誤した成果はあった。
注意点は、作業終了時にはシングル・ディスプレイモードに戻しておくことである。忘れてしまうと、次回システムが正常に起動しない。
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