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2010年5月21日金曜日

携帯電話2010年夏モデル

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今週、携帯電話の2010年夏モデルが
発表になりました。各社、各キャリア、機能に
サービスに工夫を凝らしてあり、どの機種も
魅力的です。

その中で、これまで販売支援を続けてきた
海外メーカーの製品が搭載された携帯電話も
発表になりました。
日本で支援を始めて足掛け3年、
やっと市場にでてきます。そして、年末、年明けと
続々と機種が増えていきます。

ご協力を頂きました皆様方、技術、ビジネス、
経営と多方面からのご助言、ご支援をいただき
誠にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。
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2010年5月19日水曜日

質問力

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製品に問題が発生すると製造元に不具合の
確認と修正を依頼します。
新製品開発では用途に応じて様々な試験を行うため、
使い方の問題や製品そのものの不具合など、
多くの想定しなかった状況が発生します。
それらの問題は観測される状況から
的確にかつ短期間で解決していく必要があります。

そのときに問われるのが「質問力」です。
問題を目の前にしている担当者は、出来る限りの
状況を報告しようとします。問題の原因が分からず
全ての検討を製造元に依頼するのであれば
有効な手段となる場合もありますが、大抵は
多くの時間が懸かり、効率的な方法とはなりません。
また、担当者は問題そのものに注意が集中し
問題の重要性を製造元に強調しようとして、
現象ばかりを追いかけ、質問内容が細かくなり、
非常に狭い領域の判断しか出来なくなってしまっています。

うまい質問の仕方は、不具合の状況を判断して
問題となる原因の仮設を立て、そこから製造元が
回答できるような質問を行うことです。

問題の状況を必要以上に細かく記述したり、
同じような質問を繰り返したり、思い込みで
ある特定の質問だけを掘り下げても
問題解決にはつながらないと考えたほうが
良いでしょう。

また、まれにあるのが、回答を十分咀嚼しないで
質問を重ねていくことです。折角有意義な情報を
製造元から得ても、活かしきれなければ
問題解決の効率は上がりません。

製品の開発者も製造元も限られたリソースで
効率的なビジネスを行っていくために、
お互いの質問力を向上していきましょう。
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2010年5月9日日曜日

コストダウン対応

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競合他社との厳しい価格競争が続く中、
取引先からまれに度の超えたコストダウンの
要請が届きます。

昨日まで100で売っていたものを、明日もしくは
来週から80でにして欲しいという要求です。

十分な粗利益のある、もしくは高コスト体質で
原価および経費低減の可能性が多分にある製品の
販売であればコストダウンの前向きな検討も可能かも
しれませんが、既に粗利益で30%を切っていれば、
この取引先に対する価格回答は死活問題です。

利益の無い満額回答を行ってビジネスを維持するか、
心持ち100から減額して取引先の出方を伺うか、
的確な判断を求められます。

このような場合、商品のコストダウンで少なくなる
売上からより多く確実に利益を確保するため、
価格交渉を行う情報が必要です。

売価100を80に要求する取引先の背景、
例えば競合が90を提示していて交渉のために
80の要請が来ているなど、をとらえなければ
なりません。

取引先と自社で持っている情報は非対称なので、
それが出来ないと80にしなければビジネスが
続けられないという取引先の説明と
社内コストの情報だけで一か八かの
価格対応を行わざるを得ず、企業経営が
不安定になってしまいます。

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2010年5月7日金曜日

個人事業の拡大

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個人事業を経営していて、ある程度順調に
業績が伸びてくると、一人で運営できる制約から
事業が頭打ちになってきます。

このときに、経営相談を受けます。

先日の相談は個人宅で開いている
習い事教室の拡大に関してでした。

事業の拡大にはいくつも方法があり、
フランチャイズ化やターゲット層の拡大、
教室のないよう変更や集客方法の追加など、
いろいろとアイデアはあるようです。

しかし話しを整理していくと、事業の拡大が
先に来てしまい、今後の展望や目標が
あいまいになっていることが分かってきました。

自分ひとりが臨機応変に対応して事業を
運営している間は問題にならなかったことが、
他人を巻き込んで成長を始めるときには
明確な目標として必要になります。
いわゆる企業のミッションステートメントです。

そこまで厳密に規定しなくても、経営者の
想いを明確にして伝えていく必要があります。

経営相談では次のステージにあがるため、
「想い」を整理することを提案しました。
小さな規模の企業では、経営者の想いが
事業を牽引する要素として、非常に重要であり
それが原動力の源だからです。
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