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2010年10月29日金曜日

経営力向上大会


先日、東商ホールで開催された経営力向上
TOKYOプロジェクトの経営力向上大会で、
一柳氏の「混迷する時代の中小企業経営の
あり方」という基調講演を聞いてきました。

氏は講演で、夢を語る経営者のリーダーシップを
多くの経験談とともに幅広く述べられました。
聞いていて元気が出てくる内容です。
夢と現実のギャップを知恵とがんばりと
人間力で埋めていく、そんな経営が
企業を成功に導くということでした。

氏曰く、これから伸びる業種のキーワードは、
「かきくけこ」だそうです。
か:環境、エネルギー
き:規制緩和
く:暮らし
け:健康、医療、福祉
こ:高度通信情報関連

時代が大きく変わっていくときに
将来を夢と希望で向かう方向を見定めて
不断の努力を続けていくことが
成功の要諦です。


2010年10月22日金曜日

第4世代 i Pod touch


この秋に新しくなったi Pod touchを買いました。
今回の新製品はディスプレイの精度が大幅に
向上(960×640)し、画面が非常に見やすくなっています。
これまで、外出時に地図を保存して持ち歩いたり、
リサーチレポートを読んだりしていたのですが、
とても字が読みやすくなりました。
ストレスなく、閲覧することができます。

暫くの間、Wifiの接続に苦労しましたが、
各装置の設定をリセットしたりDHCPの設定を
変更したりしたら、快適に動作するようになりました。
家のWifi、外出用のPocket Wifiとも
問題なく動作しています。

カメラも静止画、動画撮影用に付いているので、
TwitterやUstで使ってみよと思います。

i padの購入も検討しましたが、サイズが大きいのと
重さが重いので第1世代は見送りました。
今のところ、ポケットに入れておけるi pod touchの方が
使い勝手がいいです。

2010年10月20日水曜日

世界経済の見通し

「世界経済の見通し~世界経済は二番底を避けられるか?~」
という題目でBNPパリバ証券会社のチーフエコノミスト、
河野龍太郎氏の講演会を聞いてきました。東京商工会議所で
開かれたものです。一昨日前は、同会場でJAXAの
川口淳一郎教授が講演した「はやぶさが挑んだ往復の
宇宙飛行とカプセルの帰還、その飛行の歩み」を
聞きに来ており、2日連続の聴講となりました。

近年、円高が進んでいます。
この円高は、アメリカの金融緩和がもたらす
ドル安の必然性に起因しており、
今回の景気停滞は2017年まで続く予想があると
いう内容でした。これは過去の経済危機後を
検証したラインハート論文「After the Fall」で
発表されています。その内容によると、
概ね、何処のいつの経済危機もその後、
景気の本格回復までは10年間の停滞が
見込まれるということです。
今回のクレジットクランチは2007年8月から
始まっており、10年後は2017年になります。

その間は金融緩和が続き、今回の危機発祥で
あるアメリカは景気刺激策を取り続けるため、
ドルの供給過剰がドル安を生む構造となります。

従って日本の企業は今後も円高基調を前提に
経営戦略を立てていかねばなりません。

2010年9月25日土曜日

海外出張


今週は日本で祝日が月曜日と木曜日の
2日間ありましたが、お客様のご要望で
U.S.に出張してきました。

会社の上級管理者が訪米するということで、
3泊5日の日程となりました。それ以上長くすると
休みを利用した観光客とぶつかってしまい
飛行機の予約が取れにくくなってしまいます。

なぜ祝日のある週で短期間の出張を計画したのか、
不思議に思い聞いてみました。

曰く、平日は社内外の対応で忙しく、
日本で祝日がある日程を選ぶほうが
業務の調整を付け易いということでした。

また主張中、海外から日本時間に合わせて
仕事を遂行する負荷も減るため、
出張先での業務に集中できるため
一理あります。

課題は、時差ぼけの影響をいかに少なくして、
効率を上げるかでしょうか。


2010年9月10日金曜日

ツイッター始めました

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ツイッターを始めました。
アカウントは@arai_smecです。
このブログの左に、Updateが表示される
ようになっています。

何人かの方々をフォローしていますが、
使い方に関しては検討中です。

著名人の方に返信できたり、
別サイトに誘導できたりするようですが、
手軽さと匿名性、もしくはビジネスへの
活用など、可能性はありそうで、しかし
実態がなかなかつかめない感じです。

ツールとして、様々な手法が提供されて
選ぶ側の選択肢が増えるのは良いですが、
その都度新しい環境を習得しなければならず、
一過性のものも多いので導入の判断に迷います。

まずは始めてみて、やりながら考えるという
スピードが求められているのかもしれません。
一方で、周りに流されて疲弊しないように
楽しむ余裕も重要です。
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2010年9月6日月曜日

Note PCのWifi

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Portable Wifiの電池の持ちはそこそこですが、
Note PC側でWifiを使うと電池消耗が激しい。

バッテリー駆動で1時間強しか持たないNote PCは
Wifiを動作させると40分程度になってしまいます。
無線LANは瞬時の電流が大きいので、最後の5分は
実質的に使用できないので、実感としてはとても
短かく感じます。

とりあえず、使用時間を意識した電池駆動の時は
LANケーブルを使ってPortable Wifiと通信するのが
よさそうです。

両者の通信距離は1mほどなので、出力を下げるなど
調整して消費電力の少ないWifiは作れないのでしょうか?
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2010年8月30日月曜日

Portable Wifi

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BuffaloからPortable Wifiが発売されました。
これはdocomoの携帯電話回線を使用して
Wifiルータとして働き、Wifiが搭載された機器を
インターネットに接続できます。

今まではAuのPCMCIA型のData Cardを
ノートPC用に差して使用していましたが、
外国からの訪問者が日本の顧客を訪問中に
インターネットアクセスが出来るように
Portable Wifiに買い換えました。

Portable Wifiにクレードル(台座)を接続すると
WifiだけではなくLANケーブルも接続して
インターネット接続できるようになるため、
重宝しています。

通信時間も表示スペックでは6時間あり、
半分の3時間を見込んでも、外出中の使用は
実用的な範囲です。
Portble Wifiによりi Pod touchもほぼ常時、
インターネットに接続できるようになりました。

問題はノートPCでWifiを使用すると、
電池の減りが激しく、1時間ほどしか
持たないことです。Wifiの設定で消費電力を
節約できるのか、LANケーブルだと
バッテリーの持ちが良くなるのか、
継続して実験します。
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2010年8月28日土曜日

コクヨのエコライブオフィス

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品川駅を港南口で下りると向かって左手に
コクヨのショールームのビルが見えます。
先日、このショールームを見学に行きました。














このショールームでは、コクヨ製品展示の他に
エコライブオフィスという実験的な取り組みを
行って紹介しています。

このエコライブオフィスでは、人感センサーを用いて
照明や空調の自動制御を行ったり、エコピヨと言う
ポイント集計システムを設置して、階段を上り下りしたり、
庭で仕事をしたりするとポイントが
たまる仕組みを用いて従業員のエコに対する
意識を高める工夫をしています。

オフィスから排出されるCO2削減は急務です。
コクヨは物作りにおける環境配慮型製品の開発から
オフィスの運営にまで幅を広げた事業を
視野に入れていることが感じ取れる
有意義な見学会でした。
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2010年7月25日日曜日

デフレは大好機

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サブタイトルに「価格破壊で日本の良循環が始まった」
とあり、とても前向きな内容に引かれて読みました。
著者は長谷川慶太郎氏です。

デフレは物品やサービスの価格が下がり、名目上
経済の縮小をもたらします。1990年始めにバブルが
崩壊して以降、日本経済はデフレになったと
言われます。物が売れなくなりますが、それは
当たり前のことです。しばらく待つと価格が下がって
良いものがより安く買えるわけですから。。。
インフレは逆のサイクルで、待つほどに
価格は高くなるので早めの購買意欲に誘引されて
物が売れ、経済が活性化されます。
ですから、経済活動にとって大幅なインフレは
好ましくありませんが、デフレは悪となります。

しかし、氏曰く、今世紀のデフレは平和がもたらした
構造的なものであり、長期に渡ると予測しています。
世界規模で生産活動が活発になり、物流が
繁栄し、情報がくまなく行き渡ると必ず生産過剰になり、
価格競争によってデフレが起こると言うのです。
そして、デフレに対抗できる唯一の手段は
品質と性能を高める研究開発であり、
日本はこの分野で世界のトップであるから
デフレは大好機という内容です。

もう少し視点を広げれば、技術の分野では
研究開発であり、経済活動としてはイノベーションと
言うことになるかと思います。供給寡少で
作れば売れる市場は既に無く、新興国のように
急激に購買力を持ち始めている拡大市場でも
既に激しい価格競争が始まっており
デフレは進行しています。

世界を競争相手に、新しく、高い価値を顧客に
イノベーションで提供し続けていくことが
デフレを乗り越えていける企業です。
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2010年7月15日木曜日

iP4600のインク残量表示

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事務所のプリンタはCanonのiP4600を
使用しています。WLANもスキャナもついて
いませんが、全くシンプルなプリンタで
分割印刷、両面印刷を事無くこなします。

インクカートリッジは、4色+1色(黒)あって、
個別に残量表示があり、無くなったものから
買い換えることが可能です。
実際に使用していると、カラーのカートリッジは
同じような速さでインクが無くなっていくので、
いつもまとめ買いします。

インクの量が減ってくると、対象カートリッジに
対して印刷中にPCの画面に!というマークと
インクの残りが少ないことを説明する
メッセージが現れます。

そのまま使用し続けると、!がXになって
インクがなくなったことを知らせて、
一旦印刷が出来なくなります。
ここで、インクカートリッジを交換することを
推奨されますが、実は、リセットのボタンを
押すとインクカートリッジを交換しなくても
続けて印刷が出来ます。

実際には、インクカートリッジにXがついてから
続けて使用できる期間は意外に長く、
その間のコストを考えたら、ばかになりません。

最終的には、もう一度、これ以上インクの
無い状態で使用するとプリンタヘッドが
故障する危険性があるというメッセージが
出たときに、観念して交換します。
このときは現実問題として、印刷物に
かすれが起こり始めますので、名実ともに
インクが無くなったときです。

以前、別のプリンタであまりに早すぎる警告の
話題に触れましたが、Canonのプリンタは
リセットボタンを押すことで印刷を継続できるので
良心的といえるかもしれません。
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2010年7月12日月曜日

i touchにO.S.4

i Pod touchをiTunesにつないで同期していたら、
O.S.4へのアップグレードの案内が出てきたので、
ほぼ無意識のまま、O.K.してしまいました。

いざ、立ち上げてみると、事既に遅し。。。

今までver3で不満は無かったのですが、
O.S.4ではソフトウエアの立ち上がりが
1.5拍子遅くなってしまいました。

このツールは起動時間が短くて
重宝していたのですが、鬼門の
O.S.更新で使用感後退です。

念のため、復元を実行しましたが、O.S.の
Versionは購入時の元に戻らず、
O.S.4を我慢して使っていくしかありません。

ソフトウエアが更新されると
決まってハードウエアに負担が多くなり、
動作が遅くなりがちなので、
いつもアップデートが快適な使用環境を
与えてくれるとは限りません。
むしろ、機能は十分なので
アップデートをしないのも賢明な
選択となりうります。

2010年5月21日金曜日

携帯電話2010年夏モデル

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今週、携帯電話の2010年夏モデルが
発表になりました。各社、各キャリア、機能に
サービスに工夫を凝らしてあり、どの機種も
魅力的です。

その中で、これまで販売支援を続けてきた
海外メーカーの製品が搭載された携帯電話も
発表になりました。
日本で支援を始めて足掛け3年、
やっと市場にでてきます。そして、年末、年明けと
続々と機種が増えていきます。

ご協力を頂きました皆様方、技術、ビジネス、
経営と多方面からのご助言、ご支援をいただき
誠にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。
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2010年5月19日水曜日

質問力

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製品に問題が発生すると製造元に不具合の
確認と修正を依頼します。
新製品開発では用途に応じて様々な試験を行うため、
使い方の問題や製品そのものの不具合など、
多くの想定しなかった状況が発生します。
それらの問題は観測される状況から
的確にかつ短期間で解決していく必要があります。

そのときに問われるのが「質問力」です。
問題を目の前にしている担当者は、出来る限りの
状況を報告しようとします。問題の原因が分からず
全ての検討を製造元に依頼するのであれば
有効な手段となる場合もありますが、大抵は
多くの時間が懸かり、効率的な方法とはなりません。
また、担当者は問題そのものに注意が集中し
問題の重要性を製造元に強調しようとして、
現象ばかりを追いかけ、質問内容が細かくなり、
非常に狭い領域の判断しか出来なくなってしまっています。

うまい質問の仕方は、不具合の状況を判断して
問題となる原因の仮設を立て、そこから製造元が
回答できるような質問を行うことです。

問題の状況を必要以上に細かく記述したり、
同じような質問を繰り返したり、思い込みで
ある特定の質問だけを掘り下げても
問題解決にはつながらないと考えたほうが
良いでしょう。

また、まれにあるのが、回答を十分咀嚼しないで
質問を重ねていくことです。折角有意義な情報を
製造元から得ても、活かしきれなければ
問題解決の効率は上がりません。

製品の開発者も製造元も限られたリソースで
効率的なビジネスを行っていくために、
お互いの質問力を向上していきましょう。
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2010年5月9日日曜日

コストダウン対応

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競合他社との厳しい価格競争が続く中、
取引先からまれに度の超えたコストダウンの
要請が届きます。

昨日まで100で売っていたものを、明日もしくは
来週から80でにして欲しいという要求です。

十分な粗利益のある、もしくは高コスト体質で
原価および経費低減の可能性が多分にある製品の
販売であればコストダウンの前向きな検討も可能かも
しれませんが、既に粗利益で30%を切っていれば、
この取引先に対する価格回答は死活問題です。

利益の無い満額回答を行ってビジネスを維持するか、
心持ち100から減額して取引先の出方を伺うか、
的確な判断を求められます。

このような場合、商品のコストダウンで少なくなる
売上からより多く確実に利益を確保するため、
価格交渉を行う情報が必要です。

売価100を80に要求する取引先の背景、
例えば競合が90を提示していて交渉のために
80の要請が来ているなど、をとらえなければ
なりません。

取引先と自社で持っている情報は非対称なので、
それが出来ないと80にしなければビジネスが
続けられないという取引先の説明と
社内コストの情報だけで一か八かの
価格対応を行わざるを得ず、企業経営が
不安定になってしまいます。

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2010年5月7日金曜日

個人事業の拡大

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個人事業を経営していて、ある程度順調に
業績が伸びてくると、一人で運営できる制約から
事業が頭打ちになってきます。

このときに、経営相談を受けます。

先日の相談は個人宅で開いている
習い事教室の拡大に関してでした。

事業の拡大にはいくつも方法があり、
フランチャイズ化やターゲット層の拡大、
教室のないよう変更や集客方法の追加など、
いろいろとアイデアはあるようです。

しかし話しを整理していくと、事業の拡大が
先に来てしまい、今後の展望や目標が
あいまいになっていることが分かってきました。

自分ひとりが臨機応変に対応して事業を
運営している間は問題にならなかったことが、
他人を巻き込んで成長を始めるときには
明確な目標として必要になります。
いわゆる企業のミッションステートメントです。

そこまで厳密に規定しなくても、経営者の
想いを明確にして伝えていく必要があります。

経営相談では次のステージにあがるため、
「想い」を整理することを提案しました。
小さな規模の企業では、経営者の想いが
事業を牽引する要素として、非常に重要であり
それが原動力の源だからです。
%

2010年4月24日土曜日

i touchの活用(地図)

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i touchは起動時間がパソコンに比べて
非常に短く、スケジュール管理やメモの
チェックなど、ちょっとした内容の確認に
便利です。

これまでノートPCのアウトルックとリンクして
スケジュールを管理していましたが、
最近は追加で地図や時刻表の取り込みも
行って活用しています。

外出先の地図はGoogle Mapなどから
スクリーンショットを使い、Power Pointなどで
jpegファイルに書き出すとi touchで読めるように
なります。

いつも利用する駅の時刻表や路線マップも
スキャンしてi touchに取り込んでおくと、
ネットワークにアクセスすることなく、
瞬時に見ることができます。

携帯電話やワイヤレスLANでインターネットに接続
できる環境は、あらゆる検索が可能で便利ですが、
処理完了までの時間効率を考えた場合、
オフラインで情報を持っておくことも
有効な場合があります。


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2010年3月12日金曜日

訂正申告

確定申告は3月15日までです。

昨日、税務署に出向いて、作成した書類を提出して
来たのですが、青色申告書に数百円の記載間違いを
見つけたため、本日、再提出してきました。

確定申告の終了日までは、無条件に申告内容の
訂正が可能で、訂正申告として最新の申告書が
最終の提出物として扱われます。

再提出するには変更のある書類の上部に訂正申告と
朱書きして、前回の提出日を記載し、所得税は
前回申告額を朱書きで記載しておきます。

消費税は納税額に変更が無かったため、訂正申告は
しなくて済みました。

昨日よりも今日の人出は多く、税務署の人曰く、最終日が
最も混雑するそうです。今年は、期限間近になって
しまいましたが、ゆとりを持って早めに準備にすることに
越したことはありません。


2010年2月19日金曜日

展示会ブースの見方

%
展示会のブースで製品説明員を担当していると、
いろいろなお客様が立ち寄られます。

立ち寄ったお客様の最もシンプルな質問は、
「何をやっている会社ですか?」というものです。
大手の会社であれば、既知の情報で展示してある
事業の想像が出来ますが、それでも細分化された
個別の事業だと展示ブースの前に立ち止まった
だけでは、内容の分からないものも結構あります。
ましてや、中小の企業であれば社名から
想像できない事業も多く、ある意味、シンプルな質問は
展示会のブースで内容を把握する取っ掛かりとして、
的を得ています。

次に、展示してあるプレゼンテーションを見ての
質問があります。中小企業ではあるシステムの一部を
担当している場合も多いため、その企業が
どの部分のハードウエアを開発しているのか、
ソフトウエアを供給しているのか、聞いてみないと
分からない内容も多いです。大きなシステム構成が
パネルに書いてあっても案外、その企業の製品は
一部だったりします。

そして、同じ業界の方からの質問があります。
必然、話の内容は深く、細かい項目に触れることも
ありますが、展示会は公共の場であり、
競合他社への情報公開にもなる可能性があるため、
公知の事実を話すことが多いです。
言葉の端々に何か新しい情報でもないかと思っても、
めったに得られることはありません。

製品や業界に関する多くの情報はインターネットを
通して入手できますので、展示会ではそれらの
情報を元に、その企業の雰囲気や、そこで働く
人々の対応力など、直に話して肌で感じ取る
活用方が良いのではないかと思います。
%

2010年2月12日金曜日

Ticket to Barcelona

%
急遽、スペインのバルセロナで来週から開催される
展示会にマーケティングおよび販売促進の支援で
出張することが決まりました。展示会は毎年この時期に
開催されており、携帯電話のテーマでは世界最大級の
規模です。

月曜日から木曜日までの開催4日間に旅程を合わせるには、
日曜日に現地に入って、金曜日に帰国するのが最も
効率良く過ごせます。しかし、みんな同じ移動日を
指定するため満席で、飛行機が取れません。

出国4日前にチケットを探しましたが、有名な格安航空券の
旅行代理店では、ほぼ正規料金しか見つけられませんでした。
格安航空券の取り扱い代理店にも安いチケットがないのかと
半ばあきらめていたところ、逆にローカルな代理店で、
最後の1席限りの、ある程度安い航空券がありました。

仕入れルートが違うようで、ローカルな代理店は
格安航空券の販売店とは違う航空会社を
旅程に組んでいます。格安航空券の販売代理店という
先行したイメージだけで判断してはいけないという、
良い教訓になりました。

情報がグローバルになり料金やサービスの平準化が
進んでいますが、様々に変わる条件によっては
情報の偏在が残っており、情報の取り扱い方を
工夫することで新たなビジネスチャンスになると
思いました。
%

2010年2月10日水曜日

不況に負けない経営力をつける

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参加してきました。70人ほどの定員はほぼ満員でした。

内容は中小企業の会計を経営者に対して、その意義、導入の
意味を理解してもらうというものです。
全国多くの会場で開催されており、どの地域でも参加しやすく
なっています。動画でも内容が公開されていますので、
会場に出向けなくても勉強することができます。

金融機関に融資を依頼する際、財務諸表は中小企業の
経営実態を表すものとして重要です。そこには、営業収支が
黒字か赤字かだけではなく、資産の活用や現金の流れなど
様々な情報が詰まっています。

経営者が財務諸表を理解することで正しく企業実態を把握し、
適切な売上予測を行って、管理された経営が行えることを
関係者に示すことができます。

財務情報を積極的に開示することで、企業の信頼を
向上するツールに使っていけるという基本的な内容が
網羅されていました。

中小企業の会計に関して興味を持ったら、
まず始めに受講を薦める導入のセミナーです。
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2010年2月5日金曜日

WLBと企業経営

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昨日、「ワークライフバランスを活用した経営戦略」という
セミナーを受講してきました。中小企業基盤整備機構が
無料で開催している中小企業経営者・管理者向けの
セミナーです。50人の定員ですが、ほぼ満員でした。

WLB(ワーク ライフ バランス)は最近、よく耳に
する単語です。比較的新しい言葉で、文字通り、
仕事と私生活のバランスを考え、質の高い多様な
生き方を送ることです。

セミナーの内容は多岐に渡り、WLBが対象とする
範囲は非常に広いことを改めて認識しました。
WLBの全体像が見えてくるに従い、セミナーの
タイトルとして付けられた、「WLBを活用した経営戦略」は
無理な切り取り方ではないかと思うようになってきました。

すなわち、WLBは経営戦略に持ち込む前に、
個人がWLBとは何かを考え、自分の人生の価値を
認識して、固有の価値観を持たなければならないという
人生観に関わるものだと思うからです。

そのような価値観に基づいて、自分の人生を有意義で
質の高いものにするために仕事の効率を上げて、
自分の人生に価値を見出すもののために時間を
つくるという取り組みをするのがWLBになるはずです。
そのために企業はWLBを活用するのではなくて、
支援する側であるべきだと思います。

WLBを企業も個人も尊重することは、とても望ましい
ことです。それは、企業活動が高い生産性を求め、
個人がWLBの価値観をもって仕事に取り組むとき、
お互いの方向性が完全に合致します。
そのような環境を作れる企業はあらゆるステーク
ホルダーの支援を得られる魅力的な企業になります。

WLBが人の生きがいを高めるものであれば、
WLBを意識した企業は、WLBを価値観として持つ
従業員と質の高い企業活動を通じて、双方に
メリットをもたらし、Win-winの関係になることは
間違いないと思います。

WLBの切り口は、これからの企業活動に
様々な視点を持ち込む、良い概念だと
思っています。
%

2010年1月31日日曜日

PCのバックアップ

%
1年ぶりに仕事用PCのファイルをバックアップしました。

昨今、電子機器の機能・性能は向上していますが、
まれにパソコン自体が故障したり、ファイルが消失したり
というトラブルを耳にします。

先日も知り合いのPCが壊れて、バックアップ用の
HDを買ったという話を聞いていたので、自分の作業も
早く行わなければと、準備していました。

ノートPCに保存されているデータは、外付けHDの
容量に比べれば十分小さいので、ファイルをそのまま
コピーしてもHDに数年分蓄えることが出来ます。

問題は、バックアップのコピー中にシステムの
どこかで使用しているファイルがあるとファイルの
コピーが終了してしまうことです。

メッセージにしたがってアプリケーションを全て
終了しても(したつもりでも)、そのエラーが発生し、
エラーを回避するため手動でコピーを続けなければ
なりません。

それから、Outlookメールのバックアップも取るのですが、
この保存場所は隠しフォルダになっていて、上位レイヤの
フォルダをコピーしても一緒にバックアップコピーされません。
設定を個別に変更する必要があります。

10GBほどのファイルバックアップでも、1時間以上の
時間を費やしてしまいました。年に1回の作業ですが、
次回のために手順書を作っておくことにしました。
%

2010年1月30日土曜日

賀詞交換会

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今週は、お客様主催の賀詞交歓会に参加してきました。
3年支援を続けてきた半導体を使用した製品の
本格量産が今春から始まるため、ご招待をいただきました。

通常業務の支援は担当者同士で行ないますが、
賀詞交換会は、ひとっ飛びに上層部の方々に
お会いできる絶好の機会です。

市況に関する見方は、どなたに聞いても大変厳しく、
供給する側、購買する側、両方に閉塞感を感じます。
今年もコストダウンは強く要求されることでしょう。

成長トレンドを捉えるため、新たな技術分野に
参入するか、世界を見た市場開拓を行う必要性を
強く感じました。

とはいっても、中小企業が強みを発揮できるのは
ある分野に特化することでリソースの密度を上げて、
その分野でオンリーワンを目指すからであり、
その軸を振れさせずに企業を発展していくためには、
マーケットの創造(必要とする顧客へのリーチと
価値を理解してもらうコミュニケーション)が
ことさら重要です。

そうしないと、コモディティー化している性能の
比較だけにより価格競争を強いられてしまいます。

自社の製品の強みを理解し、それを理解してもらう
努力が欠かせません。

賀詞交換会をきっかけに、そのような価値観作りを
広めていきたいと思います。
%

2010年1月23日土曜日

勝ち残るための技術標準化戦略

%
先日、(独)中小企業基盤整備機構で開催された
参加してきました。

標準には、その成立過程において2つの方式があります。
1つは、市場競争の結果によって決まる「デファクト標準」で
もう1つは、公的な機関によって定められる「デジュール標準」です。

ある製品を販売するには、多くの場合、標準に準拠することが
求められます。そのために特許料などの支払いが発生する
場合もあります。標準化は利用者に多大な利便性をもたらしますが、
標準品だけの生産では中小企業の経営は厳しくなるばかりです。

そこで、独自性のある製品の開発を中小企業は行う必要が
あります。高い技術力で利用者のニッチなニーズに応えます。
これを1歩進めて、独自性のある技術を標準に出来れば
利用者のみならず、中小企業にとっても経営基盤の強化に
つなげることが出来ます。

講義では、大企業の映像記録方式をめぐるデファクト標準化
(VHSビデオレコーダーからブルーレイディスクレコーダーまで)を
取り上げたあと、産業機器分野で中小企業がデジュール標準化に
挑戦した例の紹介がありました。

標準化は、企業規模の大きな会社だけの活動ではなく、
中小企業もうまく業界団体や政府の補助を利用して、
自社の技術力を利用者のためにも自社のためにも
活用していくことが重要だとあらためて認識させられる
内容でした。
%

2010年1月21日木曜日

倒産判別分析モデル

%
昨夜は、中小企業診断士の財務診断研究会がありました。
今回は鉄鋼業の主力企業の財務諸表を元に
分析と検討を行った後、倒産判別分析モデルが
取り上げられましたので、ご紹介します。

世界的に有名なものに、アルトマンのZ値による
倒産判別モデルがあります。40年も前に発表された
ものですが、Z値の指標で企業の安全性を検証できる
優れたものです。必要な情報は、
・売上高
・運転資本
・留保利益(利益剰余金)
・利息・控除前利益(営業利益)
・時価総額
・総資産
・負債
の7項目です。

更にサンプル数を増やして近年提唱されているものに
SAF2002モデルがあります。こちらは、
・売上高
・支払利息
・税引前当期利益
・棚卸資産
・留保利益
・総資本
の6項目でSAF値を計算します。

SAF値の算出式によると、棚卸資産回転率が長い、
もしくは金利負担率が大きいと倒産確率が高くなります。
売上や利益を増やすことも重要ですが、これらの
2項目を特に注視する必要性を示唆しています。
%

2010年1月13日水曜日

新年の抱負

今日は新年第1弾の会合がありました。
集まった仲間は学生時代の友人で、
今の職業は銀行、食品、放送、ディジタル映像など
多種多様です。

取引関係の親睦会は、同じ業界の話題に
なってしまいがちですが、学生時代の友人だと
近況を報告しても話題は新鮮で、刺激的です。
昔話にも花が咲き、何でも打ち解けた話題になります。

今年の目標の一つに、人的ネットワークの
再構築があります。年賀状だけの挨拶の人も
多いですが、日常の業務に流されて一年間埋もれて
しまわないよう積極的に連絡を取っていきたいと
思います。

人的ネットワークを生かすも殺すも本人次第、
活動的な1年にしたいと思っています。



2010年1月4日月曜日

ハイ コンセプト

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この正月休暇に読んだ本は、ダニエル ピンク著の
ハイ コンセプト ~「新しいこと」を考え出す人の時代~です。
三笠書房から出版され、大前研一氏が翻訳しています。

これからの時代は答えのない世界を自ら切り拓いていく、
そんな能力が求められます。すなわち、対価の安い海外の
ナレッジワーカーにはこなせず、処理能力の高いコンピュータにも
出来ない仕事を自らの価値として確立していかなければ
なりません。

本書では、それを「左脳主導思考」と「右脳主導思考」で
説明しています。「左脳主導思考」は脳の左側が司る
論理的な理解を展開する一方、「右脳主導思考」は
脳の右側で全体像をつかむ能力を発揮します。
産業革命以降、「左脳主導思考」が偏重されてきましたが、
情報化時代を経てその能力が代替可能となってきたため、
新しいものを発想する能力、すなわち「右脳主導思考」の
価値が高まってきています。

新しいことを考え出す人は、「左脳主導思考」に加えて
「右脳主導思考」の6つの能力(センス)が求められます。
- 機能だけでなく「デザイン
- 議論より「物語
- 個別よりも「調和(シンフォニー)
- 論理ではなく「共感
- まじめだけでなく「遊び心
- 物よりも「生きがい
ハイ コンセプト(デザイン、物語、調和)とハイ タッチ(共感、
遊び、生きがい)を磨いて、置き換えの難しい資質を価値として
発揮する能力を持った人が活躍できる時代です。
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2010年1月3日日曜日

2010年 明けましておめでとうございます

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新年、明けましておめでとうございます。

旧年中は皆様に大変お世話になりました。

エー・シー・エスは3期を無事、終了いたしました。
2010年も一層、皆様方と新しいビジネスを発見し、
共にビジネスを拡大しながら成長して
参りたいと願っております。

今年もよろしくお願いいたします。
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