Translate

2007年5月18日金曜日

財務とIT利活用の研究会

2日続けて、研究会に参加した。

1つは財務の研究会。今回は創薬ベンチャー企業の財務診断である。
近年のベンチャー支援施策でマザーズ市場に将来の成長性を見込んだ
企業上場が可能になった。創薬は上市まで短くとも5年から10年かかる
開発である。そしてハイリスク・ハイリターンが見込まれる。
その意味で、長く企業を支援するスタンスが必要であるが、上場後の
株価を見るとさえない展開が続く。開発の長さを考慮すれば株価の急激な
上下はそぐわないし、適正な企業の評価方法が望まれるところである。
この研究会のテーマの1つは、企業価値の評価方法を検討することである。

2つ目はIT利活用の研究会。中小企業でICTを活用してもらうには
我々自らのICTリテラシーを向上しなければならない。
ツールにはHPやブログ、HotspotやSkypeなど様々な技術や
アプリケーションがある。その中から個別企業にあった適切なツールの
提供が出来るベースを準備しておく必要がある。
中小企業診断士はツールの提案後、活用されて企業の生産性が
向上するところまで支援を行うため、自らがICT活用を実践する
ことが重要である。研究会はチームメンバーのICTリテラシーを活用する
ネットワークを目指す。

0 件のコメント:

コメントを投稿