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2012年3月24日土曜日

フェイスブック

デビッド・カークパトリック氏著のフェイスブック/若き天才の野望を
読みました。500ページに及ぶ本で、フェースブックを立ち上げた
マーク・ザッカーバーグ氏に関する物語です。

どのようにフェースブックが生まれて進化してきたか、
ソーシャルネットワークとは何か、インターネット広告モデルの本質、
実名登録とプライバシーの公開をどう考えるか、など
知ることや、考えることを多く含んだ本です。

これまでは仕事の効率化や迅速化、通信費やデータベースへの
アクセスコストの低減などをインターネットがもたらす情報革命と
捕らえて利用することを考えていましたが、これからは個人の情報も
公開されてしまう時代に入ったことを痛感しました。

ザッカーバーク氏は情報が開示する人間の行動及び関係の
透明性により、人々のつながりをより強固にできて
社会生活を豊かな方向に導くことが理想だという信念を
持っているようですが、あらゆる透明性を求めたあとに来る社会は
幸せなものなのか、深く考えさせられました。

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