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2007年3月20日火曜日

Google Phone

今年は、興味深い携帯電話の開発話しが目白押しだ。
AppleのiPhone、マイクロソフトのZune phoneに続いて、GoogleのGoogle Phoneである。

これらの新商品開発に共通することは、すべてアプリケーションを訴求している点である。Appleやマイクロソフトはディジタルオーディオ、ビデオの持ち運びを携帯電話でまとめた。Googleは検索を中心とするコミュニケーターである。日本の携帯電話開発がオペレーター(NTT DoCoMoなど)主導で行われるのとは対照的に企業のマーケティング力が問われる。もともと、日本の携帯電話は世界の標準方式と異なるために市場が小さく、同一民族であることからオペレータによる管理が功を奏してきた時代は長い。しかし、グローバル化が進み、国内の守りだけでは事業の存続が危ぶまれる状況になってきた。これらの携帯電話も日本市場で一定の成功を収める可能性は高い。

しかし、iPhoneはGSMと呼ばれる現行試用のため、そのままでは日本で使用できない。携帯電話の次世代技術はW-CDMAと呼ばれる世界の共通仕様だ。Google PhoneはOrangeというW-CDMAを推進しているオペレータと製品納入の交渉をしている話もあるようなので、速やかな日本市場対応に期待している。

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