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2010年2月19日金曜日

展示会ブースの見方

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展示会のブースで製品説明員を担当していると、
いろいろなお客様が立ち寄られます。

立ち寄ったお客様の最もシンプルな質問は、
「何をやっている会社ですか?」というものです。
大手の会社であれば、既知の情報で展示してある
事業の想像が出来ますが、それでも細分化された
個別の事業だと展示ブースの前に立ち止まった
だけでは、内容の分からないものも結構あります。
ましてや、中小の企業であれば社名から
想像できない事業も多く、ある意味、シンプルな質問は
展示会のブースで内容を把握する取っ掛かりとして、
的を得ています。

次に、展示してあるプレゼンテーションを見ての
質問があります。中小企業ではあるシステムの一部を
担当している場合も多いため、その企業が
どの部分のハードウエアを開発しているのか、
ソフトウエアを供給しているのか、聞いてみないと
分からない内容も多いです。大きなシステム構成が
パネルに書いてあっても案外、その企業の製品は
一部だったりします。

そして、同じ業界の方からの質問があります。
必然、話の内容は深く、細かい項目に触れることも
ありますが、展示会は公共の場であり、
競合他社への情報公開にもなる可能性があるため、
公知の事実を話すことが多いです。
言葉の端々に何か新しい情報でもないかと思っても、
めったに得られることはありません。

製品や業界に関する多くの情報はインターネットを
通して入手できますので、展示会ではそれらの
情報を元に、その企業の雰囲気や、そこで働く
人々の対応力など、直に話して肌で感じ取る
活用方が良いのではないかと思います。
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