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2007年4月8日日曜日

デュアル・ディスプレイへの挑戦

家ではDELLのデスクトップPCを使っている。いくつものファイルを開いて資料を作成するときの作業効率を高めるため、デュアル・ディスプレイ化に挑戦した。

ディスプレイの接続にはグラフィックボード(ビデオカード)を使う。出力にはRGB,DVI、TVなどあり、PCとの接続にはPCI,PCI Express、AGP、搭載されるグラフィックエンジンやメモリサイズの組み合わせで様々な種類のグラフィックボードが売られている。今回はゲームなどの高度な画像処理をするのではないため、PCI接続の安価なものとした。

検討の結果「玄人志向」の1枚を購入し、作業に入った。PCを開け、グラフィックボードを装着し、電源On。システムはスムースに立ち上がり、グラフィックボードが認識されて2台のディスプレイが表示された。ここまでは順調だったが、手順に従いドライバソフトウェアをインストールして、システムを再起動してから動作しなくなった。インストールの環境を変えたり、別のドライバをWebで見つけて試したりしたが、デュアル・ディスプレイ用のデバイスドライバを動作させるとメインシステムが起動しない。

インターネットの投稿版なども参考にして調査し半日ほど試行錯誤した結果、オンボードのグラフィックエンジンが追加グラフィックエンジンの初期化時にコンフリクトを起こしているという結論に達した。説明書の「困ったときには」を読むと、「オンボードのビデオ機能を停止する」という記述がある。一部のPCはオンボードのビデオ機能とは一緒に動作しないことがあると聞いていたが、家のDELLのデスクトップPCは、その一部のPCだったわけだ。

苦肉の策として、起動時はシングル・ディスプレイを設定し、必要に応じて作業中にデュアル・ディスプレイに変更することにした。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」、初めからオンボードのビデオ機能とのコンフリクトを気にしてリスクを取らなければ、このような解決策も取りえなかった。半日試行錯誤した成果はあった。
注意点は、作業終了時にはシングル・ディスプレイモードに戻しておくことである。忘れてしまうと、次回システムが正常に起動しない。

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