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2007年2月1日木曜日

通信業界の動向セミナー

先日、NiCT主催の電気通信業界に関する動向セミナーを午後から夜にかけて5講演、聴講してきた。国内の携帯電話事業の2007年見通し、国内外における通信事業者の経営戦略、Googleの成長戦略など幅広い内容がカバーされていて、とても内容の濃いものだった。

電気通信事業はWeb2.0に象徴される成長産業だ。一昔前には情報が氾濫し個人の情報リレラシーがテーマとなったが、Webでの検索機能が充実し主体的な情報の選択が可能になると、次に人々は情報発信へと向かい始めた。通信のデータ量が増え情報を発信する場所が固定されない、いわゆる高速モバイル環境を実現していくには、更なる技術革新を推進し、利便性を追求するUIの進化が求められる。先取りしてモバイルを実践すると、様々な場面で不便を感じる事は多い。それらは全て、ソリューションが求められる潜在市場となる。後は、ビジネスモデルを展開する事業センスの問題だ。

電気通信業界には、多くの中小企業に参入や成長の機会の可能性があることを感じた1日であった。

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