Translate

2007年1月30日火曜日

自動車整備業

日本の自動車保有車両数は7830万台 へと順調に伸びている。日本の自動車メーカーが世界での販売を伸ばし、国内では軽自動車が好調などというニュースも聞かれる。車のあるところ整備ありである。しかし、日本国内の総整備売上高はむしろ減少傾向となり、中小の自動車整備業は厳しい状況だ。ガソリンスタンドやカーショップが新規事業参入し事業所数も増え価格競争が進んでいるからである。

自動車整備業でも好調な業態がある。それは、ディーラーだ。ブランド力があり付加価値の高いサービスを提供し従業員あたりの給与水準も高い。専業や兼業の業態で経営する中小企業が価格競争に巻き込まれたら、ひとたまりも無い。総事業所数9万のうち、ディーラーは1万6千。20~30Kmといわれる商圏で、
非ディーラーは地域密着、顧客密着を目指すことが重要である。そしてオンリーワンのサービスを取り入れた経営を実践し、差別化・高付加価値化をいかに図れるかが経営戦略策定で問われる。

0 件のコメント:

コメントを投稿