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2009年5月3日日曜日

高速道路1000円と渋滞

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連休開始の5月1日深夜に東名高速道路を東京から名古屋方面に向かいました。
深夜でしたが割引を受けられるために多くの車が走行し、頻繁に渋滞が発生して
300km弱の距離を通過するのに7時間以上もかかりました。
通常であれば休憩を入れても3時間程度です。

高速道路が休祭日、ETC付きの普通車が1,000円で乗り放題(他にも条件あり)が
始まって1カ月になりました。2年間の時限措置ですが、様々な経済効果の試算や
CO2排出の環境負荷など議論が行われています。

変数(この場合通行料)を変えることで出力(効果)を検証するために
テストマーケティングはしばしば行われる手法です。また、実際に実施してみて
結果を確認しながら最適化を図る迅速な運営も、変化の激しい時代には
有効な手段です。多方面で議論はありますが、経済対策を目標に大胆な施策を
行った高速道路の値下げは、一定の評価があるべきです。

しかし値下げは、空きキャパシティーの有効活用もしくは潜在的な需要の
喚起には効果があっても、限度を超えてしまえば効率は非常に低下してしまいます。
数千円の値引きと引き換えに渋滞で失った数時間を考えあわせる必要があります。
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