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2009年5月14日木曜日

ユビキタス特区

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ワイヤレス・テクノロジー・パーク2009のセミナー「ユビキタス特区」を
聴講してきました。

「ユビキタス特区」事業とは特定地域で電波の使用基準を緩めて、
ICTサービスの開発・実証を平成20年度から22年度の3ヵ年行うもので、
総務省が毎年20億円程度の予算をつけています。

日本は電波使用の管理が世界の中でも非常に厳しい国の1つです。
製品開発のために実験で電波を送信する場合はもとより、見本市のような
展示会での電波利用も認定の手続きを受けなければ使用できません。
それは、ISMバンドなどの周波数帯にも当てはまります。

ユビキタス特区は、そのような電波管理体制の中からほんの一部を厳重な
管理の下、認可したものです。従来の行政から考えれば画期的な試みだと
思いますが、ICTの技術革新スピードと比べて対応が非常に遅く、
日本のICT産業の国際競争力強化という目的達成には疑問を
持たざるを得ません。
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